土曜日は銅版画工房の友人でミュージシャンでもある
松本里美さんのソロアルバムと画集が一体になった本、
『Bronze & Willow』発売記念コンサートライブに
行きました。
http://eggdays.exblog.jp/
松本さんの才能は揺るぎない個性にあると思います。
歌うメロディーラインはポップでロックなのに、ミックスされる
伴奏はコードとは言えない不協和音。このマッチングがまさに
他に類がないパラレルワールドを創り出しているのだと思います。
今回は、その才能に、いくつもの才能が加わったライブでした。
アレンジャーの方は作曲者の思いをきちんと汲み取って昇華させて
いたし、バックを支えたそれぞれの個性豊かなミュージシャン
の皆さんも作曲者の感性をちゃんととらえて音として出していました。
1+1+1+・・・=無限+夢幻大といったようなライブでした。
また、このメンバーを選んで連れてきたプロデューサー野田氏の
才能あっての奇跡とも言えたと思います。
松本さんは、最近色々大変なことがあったのに、その姿勢、体勢の
軸がまったくぶれませんでした。このライブに至るまでの過程と
たたずまい、そういうもの全てが歌い弾く彼女からオーラの
ように出ていました。
軸のぶれない人。生き様まで魅せたライブ。
その姿が本当にかっこよかったのでした。