<私の右側>
最近は着彩画を描いているので、なにかと引きこもりがちな日々です。
気がつくと時間が経ってたりするので、ついつい夜更かしして
しまい、寝不足気味です。眠い・・・。
と集中してるはずがうとうとと・・筆が関係ない所の画面につきました。
・・・・しーん。
加えて人恋しい私には工房に行かない日々も寂しかったりします。
ちょっと気分転換に日記を。
<私の左側>
先日、銅版画材料をいつも購入している神保町の文房堂が
セールをしているので行ってきました。
石油高騰→輸送費値上げ、非鉄金属の価格高騰などなどで
値上げの波が銅版画界をものすごい勢いでおそっている昨今、
セールは見逃せません。チラシには「半端な銅板を大特価で!」
などと書いてあるので期待も膨らみます。がしかし、これがまた
ものすごく半端に小さかった。しかも割と高い・・。
「この半端なら自分のマップケースにたくさんあります。」なサイズ。
早々に購入見送り決定です。
それにしてもここ最近の銅板や版画用インク、版画紙、ほか石油系
版画材料の値上がり具合は半端じゃないです。何もそこまで一気に
あがらなくても・・という感じです。厳しい世の中になってます。
銅板なんて10年前より2倍とは言わないまでもそれくらいの
勢いで値上がりしてます・・・。
リーズナブルで宜しかったドイツの紙、ハーネミューレも550円
から750円へ(注:工房の割引価格なので8掛け位の値段です)
一気に200円の値上げです。
雁皮に迫る勢いの値段になってきました。雁皮刷りで失敗などしたら
失神しそうです・・・。
そうそう、セールのお知らせ封筒には悲しいお知らせも入って
ました。アルシュの値段改定のお知らせです。
これも中判サイズが680円から880円に。アルシュよお前もか。
フランス産のシャルボネ社のインクも高い物は(物によって値段が違う)
1本5千円台から7千円近くに値上がりしてるものも出てきて、
一人で船旅でもしてきたの?と聞きたくなるくらいです。
もはやセール価格で買っても前の値段より高いかも?状態です。
結局、文房堂のシルバーのインク一本だけを補充として購入し
すごすごと銅版画コーナーを後にしたのでした。
今回は着彩画用の画材をその代わりに多めに購入しました。
イラストレーションボード、178円。アクリルインク280円。
筆450円。あぁなんて癒しの値段なんでしょう。癒されすぎて
気づいたら結構購入してました。でもセレブ価格の厳しい
銅版画コーナーから来た身にとっては天国です。
「これだけ買ってさらに2割引」は相当のお値打ち価格です。
版画画材これだけ買ったら・・・いいえ、買えません一度には。
漁師さんも助けてくれない政府が銅版画界を助けるはずもなく・・
しばらくはこの苦境に耐えるしかないのかもしれません。
(しばらくですむんだろうか・・・)