<ノートルダム大聖堂を見上げる、の図>
<This picture that I looked up the Antwerp cathedral>
7月頭の一週間、ベルギーはアントワープとオランダはアムステルダム
に夏休みでゆきました。
We went to Antwerp and Amsterdam on vacation in the
first week of July.
ベルギーもオランダも初めて訪れました。いわゆるベネルクス3国の
うちの2つです。ヨーロッパの街のすごい所は改めて言うまでもなく、
何気なく普通に人が住んでる建物が1800年代の記名があったり、
数百年前の街の様子を描いた銅版画をみても当時と変わらぬ町並みが
まだそこにある・・というところです。「三匹の子ぶた」のお話を
思い出し・・やっぱり木と紙のお家は弱いよね・・と我が日本を
うれいたりして・・。
This was my first visit to Belgium and Netherlands.
I’m always impressed that most constructions still retain
those original form in Europe. For example, when I saw
the copper plate printings which had pictures of
hundreds-of-years-old streetscape, I could find many
buildings which haven’t yet changed at all.
まずは前半2泊のアントワープをご紹介。
First, I’ll introduce about Antwerp the first two nights.
<メインストリートの建物>
<Buildings of the Main street>
ついたその日はもう夜。夕食とりがてら街を散策・・。
夜(9時過ぎ)といっても上記写真の通り信じられないくらい
明るいです。
結局、本当にくらくなったのは11時くらい。夏のヨーロッパは
夜遊びできて楽しいだろうなぁ・・と思いきや、お店はしっかり
早くしまってました。メインストリートの下にはH&Mやマクドナルド
銀座とあまり変わらないお店がならびます。でも建物は断然おしゃれ。
Arrived in the evening. Summer night was like daytime
in Tokyo, but the shops were close already.
<ノートルダム大聖堂広場前は華やかな雰囲気>
<The plaza with a cheerful atmosphere which
it’s in front of the Antwerp cathedral >
二日目は雲一つない晴天。35度くらいありました。カラッとは
してるけど、クラっとくる暑さです。
It was no clouds and clear sky, but very hot and dry.
まずアントワープ王立美術館へゆきました。改築中とあって、かなり
小規模な展示でした。exhibitonの方は2000年代の作品の横に
中世の作品が並んだりと斬新な感じが面白かったです。
小規模とはいえ、ルーペンス、モジリアニ、ルーカス・クラナッハなど
の作品とご対面。絵画修復室の展示も興味深いです。それにしても
貸し切りか?くらい人がいないんですけど・・・
それはそれで非常に贅沢でよかったですが。
Went to Royal Museum of Fine Arts Antwerp and watched
the last exhibition”Closing Time” before the renovation.
Contrast of the modern art to the classic was interesting.
The masterpieces of Rubens, Modigliani and Lucas Cranach
were great and only a few audience were there.
その後はあの「フランダースの犬」で
「ネロがルーベンスの絵をみながら息絶えた悲しい場所」として
有名なノートルダム大聖堂へ。「フランダースの犬」
は話が悲しすぎて(暗すぎて)実はあまりまともに見てません。
Went the Catherdral 、which was famous in Japan of
the last scene of A Dog of Flanders.
<荘厳なノートルダム大聖堂>
<The inside of the Antwerp cathedral was magnificent>
ルーベンスの作品だけでなく、美しい宗教画が広い大聖堂の
あちらこちらに並べられてます。それだけでなく、彫刻、祭壇、
ステンドグラスなどなど、どの方向見ても全てが豪華な造りで
さすがカトリックの教会です。ここに来るだけでもアントワープに
くる価値は十分あると言えましょう。意外な事にフラッシュはNG
ですが写真撮影はOKでした。
Rubens works and other masterpieces plus sculptures,
stained glass and decorations were so magnifical.
Worth visiting antwerp for this church.
<室内のディティールも美しいです>
<The cathedral had a beautiful details>
<骸骨が主役をはる彫刻、アートな感じです>
<The main character is the skeletons?>
<ルーベンス作 聖母被天昇>
<The work of Peter Paul Rubens >
*ちなみにこれはネロが最後に見た絵ではありません。
教会内が結構暗くてその絵はフラッシュなしでは撮れませんでした。
今回ガイドブックなどで知った所によりますと、
なんとベルギーでは「フランダースの犬」はほぼ無名。それもそのはず
作者はこの地に住んだイギリス人作家で日本であのアニメが流行った頃
はまだ現地では翻訳本さえでてなかったのだそうです。ところが・・・
どんどんやってくる日本人。アニメの話はやがてベルギーでも有名に
なり翻訳本もでたのだそうですが、話のあまりの暗さにみんな
「どん引き」してしまったのだそうです。
「ネロが自立できないことも問題」という雰囲気さえでてきて
人気がでるどころか結局いまでも不人気なお話なのだとか。
日本人が多く訪れるためか、解説や案内所は日本語ものも完備
されてます。そして教会内の微かな「フランダースの犬」気配は
当然のごとく全て日本人に向けられていたのでした。
教会内の売店にあるややチープなステンドグラスには
「パトラッシュはネロのたったひとりの友達でした」
という物悲しい言葉が微妙なゆらつく日本語文字、しかも
縦書きで書かれていたのでした。やっぱり暗い・・・
A dog of Flanders is not famous in Belgium/Holland.
The story, especially the ending was so hopeless which
I feel the same way.
<市庁舎>
<Stadhuis>
教会をでた後は世界遺産でもある美しい市庁舎を眺め、
あたりを散策。この界隈は古い町並みが続きとても趣があり
ました。ちょうどトップ画像の界隈です。どこからでも教会の
尖塔がみえました。
その後どうしても見ておきたいピーテル・ブリューゲル(父)作の
「狂女フリーと」があるマイヤー・ファン・デン・ブルグ美術館へ。
こちらがものすごいコレクションの数々で素晴らしく、個人的には
アントワープへ来たならば是非!おすすめしたい名所と言いたいです。
しかもここもほぼ貸し切り状態。なぜここの観光客は美術館に
来ないのか。
父ブリューゲルの他作品に加え、子ブリューゲルの作品もあります。
Next visit was Mayer Van den Bergh Museum. Must-see
for me was Mad Meg by Pieter Bruegel the Elder.
The museum is small, but full of great collections.
Mayer Van den Bergh Museum
http://museum.antwerpen.be/mayervandenbergh/index_eng.html
アントワープが地元の友人おすすめの港湾地区を散歩して
2日目は終了です。
<港湾地区からの大聖堂の眺めライオン付き>
<The cathedral view from the harbor area “with a lion” >
そして最終日は午後からアムステルダムに移動なので午前中
のみの散策でした。
ルーベンスハウスを見学した後、土曜日のマーケットを見物しました。
<ルーベンスハウス、庭からの眺め>
<Rubens house, the view from the garden>
<家の前にはその名もカフェ「ルーベンス」が>
<There was “cafe Rubens” in front of the House>
ルーベンスハウスは彼が結婚してから没するまで住んだ家が今でも
当時の様子を知る事ができる状態で保存されていました。
もう何点見ただろう?ルーベンス。というくらいここでも贅沢に作品を
みることができます。大きな工房を構えて数千点もの絵を残した
ルーベンス。その多くの作品が彼本人だけの手ではなく共同作業に
よるものであることは有名です。この日も非常に暑い日で、エアコン
のない部屋に飾られている作品の保存状態が心配になりました。
以外とさくっと見終わって、後はマーケットへ。
Visited Ruben’s house and the market.
<マーケットは楽しい>
<I enjoyed to walk around the Market>
<アーティチョークがでかいです>
<Artichokes were big!!!>
<スペイン人の生ハム屋さんバケットに挟んでかぶりつけます>
<これはパスタやさん。美味しそうな生パスタ売ってます>
それから午後タリスという名の新幹線のような特急列車に乗って
オランダアムステルダムに向かいました〜
つづく
<アントワープ中央駅はベルギーの鉄道建築の中で
最も美しい例とみなされているのだそうです>